病院の理念
- 温かみのある誠実な医療提供を通じて、地域医療の推進に貢献いたします。
- 泌尿器疾患、腎臓疾患に関する専門性をより追求します。
- 健診を通じ、予防医学と健康管理を担います。
温かみのある誠実な医療の定義
「温かみのある誠実な」とは、医療、介護、福祉面で皆様を支援し続ける通常業務において、私たちがとるべき姿勢を指します。
地域の方々が普通に生活を続けることができますように、という職員全員の願いがこもります。
「温かみ」とは、居心地がいい空気感、心地よい雰囲気のことです。
医療側の権威主義では決してなく、逆に、患者至上主義でもない状態も指します。
また、「温かみ」とは、私たちが押し付けるものではなく、逆に、患者さんに全面的に阿る(おもねる)態度でもありません。
「熱すぎ」「冷たすぎ」という極端な肌感覚ではなく、スタッフ各個人がそれぞれ特有の「ほんわかとしたぬくもり」を持つことが理想です。そして、その温度感を地域の皆様が感じていただけるよう願います。
「少し熱い職員」もいるでしょう。「クールな対応の裏のやさしさ」を見せるスタッフもいていいと思います。
人生において時には「病い」とともに生きなければならない方々と、緩やかに進む「老い」と共に暮らす方々を、職員それぞれの「温かみ」をもって心身両面でお支えすることができれば、これ以上の幸せはないものと、私たちは願います。
「誠実さ」には3つの視点が含まれます。「知識」「技術」「人脈」です。
「医療人」として、世界最高峰の知識と技術を提示し続ける努力を指します。
そのために、腎泌尿器科という専門分野に特科した、たゆまぬ研鑽を続けます。ここでは、専門家としての厳しい姿勢を貫く勇気も持ち合わせることも意味します。透析医療も含めた腎泌尿器疾患に合併するあらゆる疾患においても、できるだけ適切に対応できるよう、医療スタッフの努力や最新式の医療機器の充実を継続的に図って参ります。
当院で対応できない場合ももちろんあります。その際は最も的確な治療者を紹介できる人の輪を重視することも「誠実さ」の一つと信じます。そのために、円滑な地域連携を図ることも重要と思います。
私たち職員一同は、「温かみのある誠実な医療」を通じ、周囲の方々の生き生きとした日常生活のお手伝いができればと願うとともに、地域の皆様のご健康とご多幸を祈念し続けます。
かかる姿勢がひいては地方創生につながると信じ、「温かみのある誠実な」場所を提供できるべく精進いたします。